塩だけでイケます。

ゲームに関して個人的に思った「ここだけの話」を書きなぐっていくブログ

eスポーツ プロ制度 について思うこと

f:id:bokutotu:20180311221721j:plain

なんやかや騒がしい方面であるが、eスポーツにおけるプロ制度についてぼんやりと考えた。妄想とかその類に分類されるものではあるが、思考整理のために書いてみようと思う。

某eスポーツ団体でのプロ制度について

特に騒がしいのは某eスポーツ団体のプロ制度であろう。いろんな誤解や曲解が錯綜しているように感じられるが、いろんな記事などを見聞きしている限り某団体におけるプロ制度は「某団体に協賛するIPホルダーがコンプライアンス的に問題なく、高額賞金制eスポーツ大会を実施するための数多くある法回避スキームの一つ」でしかないように個人的には思われる。要は「自分とこでやる分にはこうやる」という話だ。別にそれだけであれば「お好きにどうぞ」という話だと思うが、意図のあるなしは知らないが非常に多くの誤解や曲解をはらんで入るように感じる。それはなぜか。個人的に以下の二つが大きいように感じられる。

  1. 非常に限定した制度に対して普遍的かつ含意性が高い「プロ」という名称を使用してしまった。
  2. 本来的に全然別の話であるJOCや国際大会の話も合わせて行ってしまった。

「1」に関しては、日本語の問題。諸外国でどうかはわからないが日本における「プロ」という名称は、多種多用な使用例がある意義的に広範な用語であろう。某団体と同様に「ある特定団体より認可を受けたもの」という意味もあれば、認定制度の有無に限らず「生業に足る技量を持っているもの」(用例:ようやく”プロ”らしくなってきたなぁ。そのテク、プロってるね。)または「各業種における行動規範の遵守性の表明」(用例:”プロ”ならそんなことはしない)みたいな感じでも使われるかもしれませんね。非常にざっくり言ってしまうと「その業種を生業として対価を得る かつ 対価を得るにふさわしい人」という意味になるかなぁと。某団体における制度は、「プロ」という名称から受ける「広範性」を保持することができない、非常に限定的な制度であるように思います。その限定さから考えれば、本来的にふさわしい名称は「某団体認定プレイヤー」という感じでしょう。まずこの「名称のミスマッチ」が問題として挙げられると思います。

「2」に関しては、この団体の目標とすべき話であり、本来であれば「お好きにどうぞ」という範疇を出ないのですが、「1」の「名称のミスマッチ」を受けて、曲解方面に促すにはあまりある推進剤だったように感じます。

この「1」「2」あわせて、団体設立時の個人的な印象としては「某団体のプロにならなきゃ、賞金も国際大会も出られないのではないか?」と感じました。おそらくはこのような印象が強く、誤解や曲解につながっているように感じております。

その後、さまざまな記事を読んだところ、「そうではない」ということがぼんやりとながら分かってきましたが、すでに「なんだかよくないような気がする」というイメージ先行が強く、その払拭はこの「イメージ」と「プリファレンス」だけで構成されているような現代において、なかなか難しそうだなぁと感じる次第でございます。

そもそもとして、どちらにしても「説明不足」は確たる事実としてありますが、これに関しては「ジャカルタに向けて設立を急いだため」というような発言もあったかと記憶しています。もしかしたらここが根本かもしれませんが、「プリファレンス」などを犠牲にしてでも、「ジャカルタ」を優先すべきという判断自体に道徳的な理由は存在するのか? というところが気になったりもしたり。ここの理由がおそらく某団体の根本理念に通ずる部分であり、ここがぼんやりしているから、全体的に「ぼんやり」としてしまったり、「わくわく」しないものになっているように感じられます。

ざっくりと書いてみると個人的にはこんな感じ。要は「日本語の使い方には注意しよう」というお話だと見ています。

 

本日のFF15

f:id:bokutotu:20180314225443j:plain

急速にCHAPTERをすすめております。本作はCHAPTERを進めようとすればどんどんぐいぐい進めることが可能です。ただリニア式のストーリーテリングオープンワールドの食い合わせの悪さでいうと、「ストーリーを進めても新たに解放される要素」についてどうするかという判断が難しいところでしょうか。従来的なオープンワールドではないリニア式のRPGでは、ストーリーの解放に伴い新規解放要素を置いておくことでプレイのモチベーションを確保するという手法が取られているように思われます。ただ「オープンワールド」タイプの場合は、「最初からいろいろできること」が、まぁ「オープンワールド」的に良いのであり、このあたりが「リニア式のストーリーテリング」とジレンマが起きるところですね。FF15の場合、CHAPTER3到達でけっこうなところを進行することができます。これは「オープンワールド」的にはよいですし、事実いまんところCHAPTER3で解放された箇所を遊んでいた時が一番楽しかったのですが、その後「ストーリーを進める」段になると、新たに解放される要素が少なく、退屈さは否めない構造になっているように感じます。このあたりも以前お伝えした「オープンワールドにおけるストーリーテリングについて解決できなかった」ことを裏付ける事実かもしれません。では本日はこの辺で。

www.jp.square-enix.com