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女性専用車両について思うこと

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この記事、すっごいもにょるんですよね。たしかに書いてあること自体は正当なんですが、論理展開が男性優位な気がするのです。(ちなみに私は男性です)

個人的に「女性専用車両」については賛成です。「男性からの犯罪防止対策」のためと公然にいうことも問題ないように感じます。これを「統計的差別の論理」などを持ち出して批判することが正しいことなのかという点に疑問を感じます。

この点は「日本の男性」という集合体における連帯性の中で「女性からの信用を失墜している」という背景を無視し、局所的な論理性だけで原理・原則を考えるべきではないように感じております。つまりは「まったくの別問題」ではないでしょうか。(この点において諸外国との対応の違いも、「日本と外国」という背景の違いとして考えるべきではないかなと)

そもそもとして「女性専用車両に男性が乗り込む」行為は、そのようなサービスがあることを乗車券を購入している時点で同意しているように思われるので、公然的に行うことについて許容されるべき行動ではないでしょう。通常料金しか払っていないのに、スウィートに泊めろと言っているようなものだと感じます。もしそれがおかしいと思うなら、料金など払わずに他のサービスを利用するか、もしくは運営会社に正当な抗議をいれるべきでしょう。

まとめると「統計的差別の論理」だからといって、今までの背景を無視し「女性専用車両」を批判することに違和感を覚えるということ。差別を解消するために(特に優位だった側が)「過去の不平等」は追求せずに「現時点での平等」ばかり追求する傾向がありますが、それが本当に正義の原理・原則にもとる考え方なのか? という点をよくよく考えないと真の平等にはなり得ないのではないかと思う、今日この頃でございます。