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ゲームに関して個人的に思った「ここだけの話」を書きなぐっていくブログ

eスポーツについて思うこと

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最近、話題のeスポーツについてぼんやりと考えてみた結果をまとめてみました。

興行性を支えるものはなんだろう?

eスポーツ足り得るのはどのようなゲームかという議論が盛んに行われております。どのゲームがeスポーツ足り得るのか? またはそもそもとしてeスポーツとは? という命題は今後継続的に行われるeスポーツ活動において醸成されるのではないかと思いますが、現時点でも「興行性」についてはeスポーツを考える上で無視できない要素のように思います。

つまりは「それを見せることでお金を得ることができる」もしくは「お金を払っても見たいと思う」ということでしょう。

では「興行性」を発生させるものは何かという問いについて個人的にいろいろ考えを巡らした結果、数ある興行を抽象化すると「超越性」が残るのではないかなぁと思うのです。例えばプロ野球なら「すごい速い球を投げれる」とか。

仮に「興行性」を支えるのが「超越性」だとした場合、「超越性を解説すること」が結構興行のキモになるのではないでしょうか? 「その興行で行われる行為がなぜ超越的なのか?」を明示しないと興行性は向上しないのではないかと。

フィジカルスポーツの場合、その行為は比較的明示的であるというふうに感じられます。それらの行為は良くも悪くも人間が日常的に認識している物理世界に「運動」という形で表出しやすいので。(もちろん「駆け引き」などの要素が介入しないとはおもっておりません)

しかしeスポーツをはじめとするマインドスポーツのプレイイング、この超越性は一般の人が日常的に認識する物理世界から切り離されたゲーム独自のルールで構成される世界上で表出することになり、この点が大きな興行とする際に障害になるような気がしています。

その点で言えば、将棋の大盤解説はかなり発明的であると思います。大盤解説があることにより、プロ棋士が指す一手一手がどのように超越的なのかが、あまり将棋を熟達していない人間でもわかりやすく解説されているように感じ入るのです。大盤解説がないと、プロの将棋の指し手がどのような意味を持っているかなんて、かなり熟達しないとわかりませんもんね。

eスポーツの場合はプレイするゲームが多岐にわたるので、解説の需要はかなりあると思います。すごく極端な例で言えば「ストリートファイターV」でリュウザンギエフが対戦しているときに、リュウ波動拳をうってザンギエフを追い込んで入るという展開があった場合、「なんであのヒゲの大男はレーザー撃たねぇんだ?」と思って入る観客にその展開の意味を教えるのは結構高い技量が必要だと思います。ただ「ザンギエフ波動拳を撃てないんです」というような解説では、観客に「ということはヒゲの大男は弱いんだなぁ」とか、「なんでそんな理不尽なんだ」と思われてしまい、超越性を伝えることはできないでしょう。

というところで今後eスポーツが発展することにより「eスポーツ実況」だったり「eスポーツ解説」だったりのキャリアが重要視され、また望まれる時代がくるのではないかなぁとぼんやり想像しておりました。そうなったらいろんな人がeスポーツに交じれそうなので、ちょっとワクワクしますね。今だと「プレイヤー」と「お金を持っている人」だけの話のような気がしているので、いろんな人が混じれるようになったらいいなぁと思う次第でございます。

 

本日のFF15

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レスタルムについてイリスたんと軽いちゃいちゃしたあとに、レスタルム関連のサブクエストをクリアしていたら、一日が終了してました。

なんというポルナレフ状態。あとFF15のサブクエストは基本「お使い」のフォーマットを多用しており、広大なマップは移動に時間がかかる(ファストトラベルしてもロード時間が長い)ので、「クエスト受注→移動→クエスト達成→移動→クエスト報告」のルーチンワークを繰り返すことを強いられているんだ! 移動時間は基本的にオートかファストトラベルのキンクリ状態になるのでプレイ経過時間に対するゲーム上のリターンが乏しいという構造的な問題を改めて認識しました…。

それでも私はFF15つづけるよ。ということで本日はこの辺で。

 

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